おしゃれをしてみるということについて。

先日、認知症を抱えた人が入る施設の方が、認知症を含めていろいろと書いておられるのを読む機会がありました。
我が家にも年がいった者がおりますので、キャリアを積まれた施設の方のお話の中に、ついついどんな情報があるだろう、将来の私に役立てられる情報はないかと読んでしまいます。

そこで、施設の方が書いておられたのは、お化粧やおしゃれをしてみると入居者の方が変わった、という話でした。
お化粧やおしゃれをされてみることで、入居者の人たちの表情もこころもだんだんと良くなって、いきいきされていったそうです。
読んでいて、とても素敵な話だと思いました。

以前、「化粧療法」というよく似た話を某新聞で読んだことがありますが、お化粧があまりに濃すぎて、私には受け入れられませんでした。
あれはない、どんな状況にあっても、自分も自分以外の人の自尊心も大事にしたい、読んだ当時はそう思いました(今でもそう思っています)。
自尊心を高いまま、おしゃれをすることは良いことだと思いました。
私はあまりお化粧をすることはありませんが、その分、洋服とかちょっとしたアクセサリーなどで、気分を上げていこうと考えたりしています。
家族に強要することは考えず、自分だけで試してみようと思っています。
それともいうのも、私は仕事柄、ずっと家にいることが多いからです。
仕事先からは、寝間着・パジャマ姿での業務を行うことだけは慎むよう、言われておりまして、これだけは守っています。
寝間着・パジャマ姿で仕事を行なっていると、関係各所に影響を与えてしまいかねないと、仕事以前のマナーとして思ったからです。
ただ、洋服はどうするか、いろいろ考えることがあります。
自室で働く時、どんな格好でいようかとよく思います。

自分で出した結論が「急に町内の人が来ても、驚かせない」程度の格好をしようというものです。
ただ、自分の気持ちも良くなりたいので、もう少しおしゃれをしてみようと思いました。
これからも、楽しくおしゃれ、とりわけ洋服選びについて、考えていきたいと思います。